採用情報
インタビュー
Interview
どんな就活をしましたか?
服が好きで、大学でも繊維を学びました。就活も繊維関係。糸、染、織、編、商社・・・などさまざまな会社を回りました。丸井織物も訪問しました。
丸井織物に就職した決め手は?
丸井織物で工場を見学させてもらったとき、案内してくださった年配の社員の方がこうおっしゃったんです。「この仕事をしていると、いずれ服を見ただけで、どこが作った生地か分かるようになるよ」と。このひと言に、しびれました。「私も、その境地に行きたい!」「この人に教えを請いたい!」と、それはもう激しく思ってしまって(笑)、この会社に就職することにしました。
入社後のキャリアは?
入社してすぐに開発部門に配属されました。先輩の下で、ゼロから織物の勉強をしました。「糸」の種類と、織の「密度」、ツイルやサテンなどの「柄」の組み合わせによって、無限の種類の織物ができます。それを工程に指示する織物設計書の書き方から学んでいきました。その後、お客様である商社や原糸メーカーのスポーツカジュアルウェア担当との商談にも参加するようになり、4年目からお客様を任されるようになりました。
今の仕事は?
丸井織物の自社ブランド製品の開発に集中しています。国内外の展示会に参加したり、営業担当者にヒアリングして、ファッショントレンドの情報を集め、生地のコンセプトを立案し、実際の生地を作り込んでいきます。
最近新たに始めたのは、試作した生地を社内でミシンで縫って服に仕立て、生地とともにお客様に提案すること。自社で着用試験をして実際の着心地を確かめ、次の試作品開発にも活かしたりもしています。
やりがいや面白さは?
数年前、ヨーロッパの展示会に行ったときのこと。パリの店頭で、一着のブラウスに目が止まりました。すぐに分かりました。「これ、私が作った生地だ!」と。あのとき先輩社員から聞いた言葉の通り、分かりました。うれしかった。日本の店頭でも、しばしば自分の生地を見つけることができる。そんな時、しみじみこの仕事をしていることの喜びを感じます。
職場の雰囲気は?
風通しがいい職場だと思います。2児(双子)の母親なのですが、出産後、産休を1年間取りました。ブランクを心配していたのですが、まったく問題なく復職できました。職場の人たちのサポートがあったおかげです。女性が働きやすい職場環境も、この会社の特色だと思います。